2023年 03月 12日
サロンケアとホームケアは違う!?
サロンケアも同様に見極めが必要になりますが、ホームケアと絶対的に違うのがアプローチの方法と薬剤の濃度です。

デイリーケアで高濃度のヘアケア製品を使用してしまうと、蓄積やそれに伴う硬質化などの弊害が表面化しやすくなります。
サロンケアの現場では状況に応じて濃度などもコントロールパネルしながら洗浄と被膜をケースバイケースで対処することができます。

デイリーケアでこれらの操作を行おうとすると、ムラになってしまったり過剰な保湿や皮膜によってベタつきが出たりなどが発生します。
サロンごとに質感が違うのは、スタイリストのセンスなどもありますが、扱う商材や考え方、そして技術的な面でも大きく変わってきます。

作用と反作用の特徴は基本的には覆ることはなく、過剰に作用すればそれだけ反作用も大きくなります。ヘアケアの全てはコントロールにあります。
この秩序を理解する事がヘアケアには大事なのではないかと考える今日この頃です。