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美容室でするトリートメントって意味あるの?

今週は非常にゆっくりしております。こんな時もありますよね♪


こんな時こそ、ゆっくりとした時間を演出出来ればと思います^^


是非ご検討下さい~!!


※ご予約のご変更などがありましたら当ブログでお知らせ致しますので、

小まめにチェックして頂けると幸いです!!



また、こちらからCメールやお電話にてご予約のご案内をさせて頂いたりもしておりますので
その際は、ご検討頂けますと有難いです。





15日(木曜)


北郷・・・11時30分~17時30分の間


今井・・・満員御礼となりました!!






16日(金曜)


北郷・・・満員御礼となりました!!


              今井・・・満員御礼となりました!!






17日(土曜)


北郷・・・満員御礼となりました!!


今井・・・16時30分~のみ!





18日(日曜)


北郷・・・10時~18時の間(私用が無くなり通常出勤となります)


今井・・・満員御礼となりました!!




以上となっております!!!







ご登録は簡単ですので、分からない場合はお聞きくださいね^^


24時間 ご予約OKです。。^^



★★★★★★


トリートメントにも色々な考え方があって、




基本として髪を綺麗に見せる・日々のヘアケアを楽にするなどがありますが、





要点は髪のダメージが回復するかどうか・・・ 




これは残念ながら回復する事は今の所出来ません。


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しかし、重要なのは【魅せる】という事です。

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この【魅せる】には、大きく幅があり、




度を過ぎた宣伝や広告などもあり、本質から遠ざかってしまった為に、




シリコンを悪者にして、その代わりになる成分を全面的に押し出す商法が一般的になっています。




話を戻しますが、毛髪の回復が望めないのでは、トリートメントをしても意味がないのではないのか・・・?




これは美容師間でも未だに論議が絶えませんが、



個人的には必要だと思っています。




いくら毛髪が死滅細胞とはいえ、何もせずに放置していれば劣化が促進します。




空き家をそのままにすると、劣化しますよね。あそこまで極端ではないにしろ、




お手入れと言うのは確実に必要だと考えています。




では、美容室で行うトリートメントと、ご自宅で行う一般的なトリートメントでは何が違うのか?




これは、サロンによって考え方も違うので、視点の違いも出てきてしまいますが、





トリートメントのカテゴリー



サロントリートメントにはざっくり5つカテゴリーがあります。



1つはシステムトリートメント・・・感触向上剤を塗るだけで質感を向上させる物。



2つ目は、酸性のトリートメント・・・グリオキシル酸などに熱などを利用する物。



3つ目は還元トリートメント・・・S-S結合へのアプローチを行う物。



4つ目は、ヘナトリートメント・・・ヘナなどを利用し疎水化をはかる物。



5つ目はコンプレックス系トリートメント・・・特殊な被膜処理を行う物。



それぞれに特徴があり、どれが良い悪いではなく、



扱い方、考え方によっても大きくベクトルが変わります。



通常、毛髪の内部に浸透しても、日々の摩擦や熱、水の出入りなどで間充物質は流出していきます。


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これらを防ぐ為に、毛髪外部にバリアーをはって、外部からの刺激や間充物質の流出を防ぐのが一般的な考え方でした。




いわゆる毛髪内部が空洞化してしまう事への対策ですね




しかし、システムトリートメントだけでは、再来店時の質感が多少なり悪くなっている事もあるんですね。




これは、いくつか理由があって、




一つは、ご自宅で使っているシャントリの洗浄力が強い・被膜が重すぎる、もしくは軽すぎる。



二つ目は、乾かさないで自然乾燥してしまう




3つ目は、油分の付けすぎによってキューティクルが閉じにくくなり、内部物質の流出も早くなり、外部からの影響も受けやすくなる



などです。




一般的にトリートメントは毛髪内部よりも外部に特化している為、ご使用のシャントリがあまりにも強力な被膜の場合、




ヴィルドアップと言って、蓄積した被膜が擬似的に毛髪表面で硬化や劣化を起こします。

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また、乾かさない事で、皮脂のバランスが悪くなり、毛髪に伝わる油分のバランスに影響してしまいます。




トリートメントにも一長一短があり、お使いのシャントリと相性を探らなくてはいけません。




酸熱トリートメントや、還元トリートメントはまた別の機会に説明するとして、






あ・・・ここでほんの少しだけ言及してました。。。





もう一方のコンプレックス処理やヘナなどを利用したトリートメントはいわば【疎水化】を目的としています。





疎水化とは、髪を健康な時の状態に近づける事です。




毛髪内部へのアプローチというのは、ケラチンなどのタンパク質(例:加水分解ケラチンなど)を利用するのですが、




えてしてケラチンなどのタンパク質は熱により硬くなる性質があります。




毛髪を軟化させる成分と併用する事で、インナーとアウター処理のバランスが取れるんですね^^(逆パターンを敢えて処方する事もありますが・・・)




目指す質感にあった成分を調整・選択する必要があるという事です。




シットリさせたいのか?サラサラにしたいのか?ハリコシが欲しいのか?などなど、




インナー・アウターへの作用の掛け合わせによる質感は幅が広いんですね^^





さて、ご自宅でのトリートメントなのですが、


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美容室で行うトリートメントとの違いは、根本的なアプローチが違うという事です。




サロンシステムトリートメントは、いわばホームケアの強力版みたいな印象がありますが、





実際の被膜の張り付き方は、ホームケアのそれとは違います。





ホームケアの最大の利点は、【微蓄】にあります。




これは、少しづつ蓄積させる事で、質感の向上を図り、尚且つコントロールしやすいというメリットがあるんですね。





しかし、日々の蓄積は印象に残りづらく、気付いた時には蓄積量オーバーになっているなんて事も少なくありません。





僕が最も言いたいのは、サロンで行うトリートメントと、ご自宅でお使いのシャントリとの相性を理解する事が大切なんですね。





服を好みで選び、質感や色などのこだわるように、




毛髪も同じように、コートを着せたり、Tシャツにしてみたりと、




季節やダメージの度合いによって変える必要があります。




一つの製品で全ての髪質をまかなえれば最高なのですが、




事はそんなに簡単ではありません。




考え方は人それぞれですが、




個人的にはトリートメントを使わない手はないと考えています。




乾燥の進むこれからの季節、皆様ならどのような選択をなさいますか!?









by fagohair | 2018-11-14 15:55 | ヒトリゴト | Comments(0)

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