髪の質感が何となくおぼつかない、
引っ掛かりやゴワつきなど、硬さが生じている場合は、もしかしたら被膜の蓄積によるものかもしれません。
というのも、ヘアケア剤は基本的に被膜を利用して感触を良くするのが一般的です。
しかし、その被膜剤にもデメリットが存在します。
それは酸化などによる硬質化という現象です。
落としきれていない、被膜剤は皮脂と混ざることで酸化してしまいます。
基本的にシリコーンなどは、酸化耐性が強いのですが、
やはり皮脂と混ざることで、張り付きが強くなってしまい、簡単な洗浄では落ちなくなってしまうんですね。
さて、このような時の対処法として、とても有効なのが、【シャンプーの泡置き】です。
先に言及しておきますが、被膜剤が高配合のシャンプーで泡置きしても効果が半減する場合があるので注意が必要です。
また、洗浄力が強すぎても、逆に髪への負担が大きい場合がありますので、担当の美容師に必ず相談してください。
ここでは、トレゾアを用いて操作方法をご紹介していきます。
まず、いつも通り湯洗を30秒~1分ほどしっかり行い頭皮の汚れを落としてください。
シャンプーを手に取り軽く馴染ませた後、
硬質化が気になる箇所(概ね毛先)にシャンプーを揉み込むように付けて下さい。
1回目のシャンプーで泡立ちが悪い場合は酸化した混合被膜の蓄積がある証拠ですので、軽く流した後に、
再度同じ工程を繰り返します。
この時、モコモコの泡が出るようになったら正解です。
※注意点としては、頭皮付近にこの方法を用いると、シャンプーの性能によっては地肌の環境を悪化させる事もありますので、ご自宅での操作はあまりお勧めしていません。あくまで、中間~毛先にかけての操作です。
モコモコの泡をしっかりと流すと、トレゾアの場合、軽さを感じられる事があります。
それが、トリートメントを受け入れるサインになりますので、泡はしっかり流してください。
この工程を質感の低下した時に行うと、意外と質感は簡単に向上する事が多いです。
もちろん、ハイダメージの為にキューティクルが逆立っていたり、必要な成分が流出していると、
この方法での改善は難しいですが、
被膜の蓄積によるものなら、とても効果的だと思います。
是非お試しください!!
★トレゾアブランドへのお問い合わせ、そして反響がもの凄いです。本当にありがとうございます!!特に美容室様からのお問い合わせが多いように感じます!
まだ在庫はあるのですが、このペースだとかなり早い時期に完売しそうです。
嬉しい限りですが、多くの方に使って欲しいです!!
ぜひ、お早めにご利用くださいませ!!