新生トレゾアが発売されて、約一週間・・・
ここまで売り上げが伸びるとは思いませんでした。
今までの比ではない勢いで、皆様の下に旅立っています。
サロン様からも多くの問い合わせを頂くようになり、そしてサロンワークで使って頂ける様になりました。感謝以外思い付きません。
構想から8年も経ってくると、余計な物を排除したシャンプー・トリートメントになってくるんですね。
あれもいらない。これもいらない・・・ 角張った物がどんどん丸くなっていくんですね^^
ちょっとおさらいになるのですが、トレゾアを製作した目的を書いてみます。
8年前は全くと言っていいほど薬剤の知識がなく、トリートメントも頭皮に揉み込んでいたくらいです。
市場はノンシリコンが騒がれはじめ、毛穴につまるとかなんとか言われ、変わってオーガニックやら石鹸などのシャンプーが凄い勢いで広まりました。
僕も例に漏れず使用した一人です。しかし、どれを使ってもしっくりこない・・・ 頭皮が痒い・・・ 最初は質感は良いけど徐々に悪くなる・・・ ギシギシになる なんて事が続いたわけです。
これを打開するにはどうすれば・・・そうだ!!自分のサロンで自社製品を作ってしまえばいいじゃん・・・
これがトレゾアのスタートだったんですね。
この時、ファーゴはまだ産声を上げておらず、資金もない僕は、とにかく薬剤の事をない頭で調べまくっていました。
オーガニックって?石鹸系って?シリコンって?無添加って?石油系って?
薬機法って?(平成26年11月25日に薬事法から薬機法に変更されました)
そんな事を調べていくうちに、ある事に気付いたんですね。
それは【矛盾】しているということなんです。この【矛盾】と一緒に【即効性】がペアになっていくんです。
成分云々ももちろん大切ですが、消費者を騙すが如く詐欺まがいの商品も多くなり、価格と品質が乖離している製品を多く目にするようになりました。
まずは市場の価格と感覚を合わせる作業をするわけですが、これが全く意味を持たず・・・
先に答えを言ってしまうと、化粧品というのは品質の良い成分や配合濃度で全てが決まるわけではないんです。
【バランス】なんですね。
調整を何度も何度も重ねて、コストを照らし合わせて完成度を上げていくわけです。成分表記が一緒でも、配合濃度が違えばそれは似て非なる物になります。
現にほとんど同じ成分表記のシャンプーとトリートメントが存在するんですから・・・
僕も何度も何度も失敗しました。試作の段階で「なんでこうなるんだよ・・・(怒)」なんて事の繰り返しです。その試作を重ね、多くの失敗を乗り越えて今のトレゾアが在ります。
良くないわけが無い。僕が目指す質感は【普通】です。
では、なぜこの【普通】を目指すのかというと、二つ理由があるんですね。
一つ目は長期的な使用に際し、劣化を遅延させる事が出来る。
二つ目は軽い質感と適度な湿潤性という普通の下地を作る事で、
スタイリングをする上で、最も適している状態を作りたかったんですね^^
この二つが最大の理由です。
一概には言えませんが、
即効性を強く感じる場合、劣化の促進がみられます。
また、軽い質感と適度な湿潤性があれば、
アウトバスでよりしなやかにも(しっかりメイク)出来ますし、
軽い質感のまま(ナチュラルメイク)でもいいわけです。
あくまで主観でしかありませんが、日々使用するシャンプートリートメントに大きな質感の変化を求めると、
乾きにくくなったり、毛先がボソボソになったり、
頭皮がべとついたり、逆に乾燥したり・・・
色々な反応が出てくるわけですね。
それでも市販のシャンプー・トリートメントを使いますか?
などと珍しく語気も荒くなってしまうわけです。
髪が細くなってきた・・・
ハリコシがなくなってきた・・・
皮膚がセンシティブになってきた・・・
皮膚がたるんできた・・・
これらを改善もしくは遅延させるには、
内的要因の改善も大事ですが、
外的要因の改善も大事です^^
洗い方やつけ方などの改善を
本気で考えている方は、ぜひ一緒に考えましょう^^
余談ですが、
僕は実体験から薄毛などは【ストレス】の影響を
大きく受けると考えています。
育毛剤は大きな成果よりも、
その側面にある副作用などの問題もあります。
また、使い続ける事で副作用を代償に結果を出す事になります。
ストレスの緩和というのは、頭皮・髪にとって、
非常に大事になるんです^^