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昨今、低刺激を謳ったシャンプートリートメントやその他洗剤が多くあります。
しかし、その内容には懐疑的になってしまいます。
例えば、界面活性剤にも低刺激な成分があります。
PHに依存はしますが、両性界面活性剤などは
弱酸~アルカリ性では刺激がとても低く、
強酸性ではカチオン界面活性剤になり、刺激を有します。
ノニオン界面活性剤は刺激はとても低いですが、
脱脂力が高く皮脂量が低い方などは
2次的に痒みや乾燥が出る可能もあります。
代表的なアニオン界面活性剤は種類にもよりますが、
やはり泡立ちや洗浄力と共に刺激が上がる物も多くあります。
このように、それぞれに特徴のある活性剤を混在させて
化粧品は成り立ちます。しかし、界面活性剤には他の役割もあり、
例えば乳化剤や発泡剤としても働きます。その他の添加物には、
保湿剤・溶剤・安定化剤・PH調整剤・エモリエント剤・抗炎症剤・防腐剤・増粘剤・着香剤など、
特徴を生かして目的に沿って製作されます。
その中には、???が3つも4つも付いてしまうくらい、
これで低刺激??なんて物も多く見かけます。
単純に表記だけをみて判断は出来ないのが実情ではありますが、
手に取ったテクスチャーなどを確認すると、
皮膚の弱い方などは大丈夫かなぁ~と心配になってしまう物もあります。
僕は個人的な考え方になってしまいますが、
カリ石鹸素地やラウリン酸・ステアリン酸・オレイン酸に
水酸化Naとグリセリンが表記されれば間違いなくセッケンになるのですが、
事の他、頭皮・毛髪にトラブルを招く代表になっています。
また、抗菌剤による頭皮のバランス破壊もかなり顕著に確認出来ます。
ピラクトンオラミンやジンクピリチオン・ミコナゾール硝酸塩などが代表的です。
短期的に使用するならまだしも、
長期的にみると刺激に直結する物と僕は考えています。
何を持って低刺激なのか・・・
一つの成分が低刺激だけでは全く意味がありません。
全てはバランスが命になります。バランスが最も重要なんです!!