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★★★★
頭皮改善や毛髪改善をファーゴでは力を入れていますが、
改善というキーワードが凄く複雑になっているのに違和感を感じます。
というのも、頭皮は新陳代謝があるので、治癒に向かうのですが、
毛髪は角化細胞になりますので、自分で治す力がありません。
油分などを重ねても日々のシャンプーで落としきれなければ、酸化の一途を辿ります。
という事は毛髪から異臭がしたり、ゴワツキやひっかかりなどの問題が出てきます。
頭皮に関していえば、毛穴の詰まりをいきなり取る事はあまり個人的に推奨していません。
急激な洗浄は、頭皮への負担になる可能性もあります。何事も急に変化させれば
相応の反作用も考慮しなくてはいけません。
推奨するのは、毎日の水洗の徹底です。
シャンプーなどの界面活性剤などを利用して洗浄するよりも、38℃~40℃くらいのお湯でしっかりと水洗する事で、頭皮の状態は格段にUPします。
シャンプーやクレンジング効果のある活性剤で頭皮をゴシゴシ洗い過ぎると過剰に皮脂が出ます。
過剰に出た皮脂をまた一掃する為に強いクレンジングをする・・・もはやエンドレスです。
大事なのは、適正な頭皮のターンオーバーを作ってあげる事です。
毎日の適度な洗浄にはお湯が一番だと思います。また、食事や運動にも気をつける事で、より頭皮環境は改善し、新生毛もより適切な状態に近づくはずです。
毛髪改善の側面には即効性を求める傾向がありますが、その為には毛髪表面になんらかの手を加えないといけません。
毛髪が生き返る事は現在の有機化学ではあり得ませんので、
毛髪内部に補修性の成分などを施術のクオリティー維持の目的などで入れる分には良いですが、
毎日のヘアケアに安易に組み込むのは、
毛髪の劣化や硬質化、そして付けすぎによるビルドアップ(毛髪を強化し過ぎて質感が返って悪くなってしまう現象)を促進させてしまう可能性も出てきます。
ほとんどの方が経験されているかもしれませんが、
洗い流さないトリートメントを付けすぎたり、しっとりタイプのシャンプー・トリートメントを長期間使用すると、
使い始めは良く感じますが、徐々に質感が悪くなってしまう・・・
僕はここに盲点があると思っています。それは適度な洗浄と適度な被膜が必要ではないだろうか・・・
この一点に集中してこの8年間ずっと考えてきました。では適度な洗浄と被膜とは一体どの程度を指すのでしょうか?
まず、適度な洗浄力とは、低刺激+乳化力に優れた中程度の洗浄力を有した物。
適度な被膜とは、この洗浄力内で落とせるだけの被膜。
このバランスが非常に重要になると感じています。
例えば、強力な洗浄力のシャンプーに強力な被膜。
こんな商品があれば、被膜も落とせて質感も維持できるのではと考える方もいるかと思います。
しかし、強力な洗浄力は、間違った洗い方では、頭皮への負担になり、
毛髪も強力なアニオンによりマイナスに帯電し過ぎてしまい、劣化が累進的に早まります。
また、ここに強力なトリートメントなどを用いると、電位差があればあるほど吸着も強力になり、なかなか離れにくい・・・・そう被膜の蓄積に繋がる可能性も出てきます。
もちろん、それぞれの商品には狙いがあり、性能にも差はありますが、
ドラッグストア系はこの手の処方が凄く多いです。また、一部の美容室専売品もこれに似た形の物もあります。
成分だけをみて判断は出来ませんが、配合量などをある程度予測する事は出来ます。
ここの判断材料には、アニオン カチオン ノニオン 両性と界面活性剤を少し勉強する必要がありますが、
僕ら美容師を利用して頂ければと思います。
こういう側面から僕は毛髪も頭皮も改善に即効性を求めるのに違和感が出てしまうんですね。
ファーゴで使用するスパ用のジェルはとても穏やかに作用します。そして、常連のお客様はお分かりだと思いますが、水洗をとにかく しっかりします。
他にも大事な工程はいっぱいありますが、ほとんどの方が頭が軽いすっきりしたと仰ります。
常連様はこれが当たり前になってしまっていますが、ご新規様の感想はほとんどがこれにあたります。
デザインには しっとり や サラサラ ・ ウェット や マット など、色々な質感と共に創られますが、
狙った質感に持っていく知識が大事だと思います。意図的ではない質感はもはやデザインではありません。
また、美容室で創られるデザインをご自宅で再現するのに、お客様にもお手伝いして頂く事で、相乗効果が上がります。
何も難しい事はありません。適正なヘアケアをファーゴにてレクチャー致しますので、まずはご相談下さいませ^^
ちょっと長くなってしまいすみません(汗)
あ;;;そうそう・・・ お客様からご質問が先ほどありましたが、
化学用語に、プラスイオン マイナスイオンというものはありません。
正確には陽イオン【カチオン】 陰イオン【アニオン】になります。
美容商材にはマイナスイオンという言葉が付いた商品が未だ多い・・・
そんなキャッチーな言葉を使わなくても性能がいい物もあるので、
誇大広告をしなくても良いのになぁ~なんて思ったり思わなかったり・・・
そんな今日この頃です。。。