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毛髪は必ず劣化します。
その速度には、施術の内容やご自宅でのケアの仕方など、
元の髪質を始発にして、髪の体力を見定めなければいけません。
いくら毛髪理論や有機化学に詳しくても、ご自宅でのヘアケアレクチャーが疎かになっては本末転倒です。
デザインとダメージは多様なバランスで成り立っています。
見方を変えれば、ダメージ毛の方が扱いは楽になる事もあります。
しかし、程度の問題があります。あまりにもダメージが進み過ぎれば、
単純に扱いきれない事も多いでしょう。
今回は、ヘアケアを上手にされている例をお見せします。
綺麗になる事がデザインの全てではありませんが、デザインを作る上での基本は、綺麗な髪から作られると思っています。
BEFOR
2015年の3月が初めてのご来店になります。約2年ほどファーゴをご愛顧頂いています。
すでに綺麗ですね^^ご来店の周期は月1になります。
ファーゴでは、月1のお客様は多くいらっしゃいます。
僕も管理がしやすく、レクチャーも小まめに行えるので、
お客様もどんどんスキルアップしていくのが分かります。トレゾアももちろんご使用になっています。
AFTER
僕が超絶一生懸命スタイリングしました。BEFORとほとんど変わりませんね。
これだけ見ると、そこまでダメージが無いように感じますが、ご来店時はかなりダメージが進んでいました。
それがこちらです。
色々な履歴がありましたが、とても誤認しやすい髪質なんです。
というのも、縮毛矯正とカラーをいつもご希望なのですが、触診するととてもハリのある髪質をしているので、思わず強めの薬剤を用いてしまいそうになります。
ここは経験しかないのですが、酸性の薬剤でアイロンなどの物理的パワーに切り替えるか、
中性の薬剤で勝負するか。とても難しいのですね。
現状は薬剤選定をバッチリうまくいって、お客様からもみんなから褒められると言われるようになりました。
ご自宅でのヘアケアもとても上手にされているので、全く心配する事なく施術する事が出来ます。
ちょっとだけマニアックですが、髪の内部になにがしかを浸透・留保させるには、脱水が必要なんですね。その為に適切なドライングが必要なんです。
僕は、頭皮の為、そして髪の為にドライヤーをしっかりかけてもらう習慣をいつもレクチャーさせて頂いています。
また、状態によっては、オイルなどのご使用も控えて頂く場合もあります。
お客様によっては、付け方にクセがあり、無意識に多く付けすぎたり、初めに根元からつけてしまったりする場合もあるからです。また、シャンプーも洗浄力の弱い物をご使用だったり、
洗い方が問題の場合もあります。ここを修正しないと、髪はいつまでの劣化の渦から抜けることが出来ません。
綺麗な髪の方は、無意識に綺麗な髪への道を進んでいるんでしょうね。
余計な事をしない習慣。そして必要な事をする習慣を大事にしたいですね^^